Googleの「AIモード」とは?使い方やSEOの影響や対策を解説

2025.12.30 2026.01.07

この記事は2026/01/07に更新されています。

2025年9月9日、日本のGoogle検索にも「AIモード」が搭載されました。AIモードは、従来の「キーワード型検索&リンク一覧」とは異なり、AIそのものが各コンテンツを要約して表示する仕組みです。

GoogleのAIモードを活用すれば、「自身の疑問点を深堀りできる」「会話するように検索を続けられる」といったメリットを得られます。さらに、従来の生成AIとは違って、Google検索をベースとした「検索性」に長けている魅力もあります。

一方で、GoogleのAIモードがもたらすSEO対策への影響は計り知れません。「AIモードによって自分のサイトはどうなる?」と不安な気持ちを抱える方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、GoogleのAIモードとはなにか、AIによる概要やGeminiとの違い、SEO対策の影響まで徹底解説します。AIモード時代に欠かせない対策についても触れていますので、あわせてご参照ください。

この記事を読んで分かること
  • Google「AIモード」の概要とGeminiや他機能との明確な違い
  • 「SEOは終わるのか?」に対する回答とトラフィックの実態
  • AI時代に評価される「独自性」と「専門性」を高める対策
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この記事の目次

Googleの「AIモード」とは?

2025年5月20日のGoogle I/Oで発表された「AIモード」が、2025年9月9日に日本でも実装されました。

GoogleのAIモードとは、AIがより複雑な質問にも対話形式で深く答えてくれる機能です。従来のキーワード検索とは異なり、テキスト・音声・画像(マルチモーダル)といった複数の情報を組み合わせて回答してくれる特長を持ちます。

マルチモーダルとは

GoogleのAIモードを活用すれば、複数の質問を一度に処理し、Web上から関連情報を集めて、わかりやすい回答を生成してくれるのが魅力です。質問の意図を汲み取ってくれるため、さらに質問を重ねたり、関連するWebサイトを効率よく探したりできます。

GoogleのAIモードの使い方

現在、GoogleのAIモードは大きく分けて3つの方法で利用できます。

  • Google検索の検索結果からアクセスする
  • 専用のURLからアクセスする
  • Chromeのリンクバー検索からアクセスする

Google検索の検索結果からアクセスする

Google検索の検索結果からAIモードにアクセスする

通常のGoogle検索で質問を入力すると、検索結果の上部や横に「AIモード」のタブやボタンが表示されることがあります。これをクリックすると、AIモードのインターフェースに移行します。

専用のURLからアクセスする

専用のURLからAIモードにアクセスする

AI検索モードの「https://www.google.com/ai」に直接アクセスすることで、AIモードの画面を立ち上げられます

Chromeのリンクバー検索からアクセスする

Chromeのリンクバー検索からAIモードにアクセスする

出典:Youtube「Behind the Browser: AI Edition Highlight

Googleは将来的にChromeそのものにGeminiを搭載すると発表しており、Chromeのアドレスバーから検索する際にもAIモードのボタンが表示されるよう調整。加えて、Geminiを活用してページ内の要約&検索&ショッピング等のAIエージェント行動も実現すると述べられています。

テストは米国から始まっており、AIモード検索への入口が徐々に広がっています。

AIモードとGoogle検索の違い

種別Google検索AIモードAIによる要約(AI Overviews)Gemini
表示形式・キーワードに応じたWebサイトのリスト・検索結果ページ内、または専用画面での表示・通常の検索結果の上部に表示される要約ブロック・独立したチャットインターフェース
機能の違い・Web上の情報を検索し、関連するページをリスト表示
・ユーザー自身が情報を選び、読み解く
・Web上の情報を要約/整理して提供
・複雑な質問に対し、最適な答えを導き出すことに特化
・検索クエリに対し、簡潔なサマリー(要約)を生成
・ユーザーにいち早く回答を提供
・ゼロからテキストや画像を生成/創造
・文章作成、ブレインストーミング、画像生成など多様なタスクを実行
やり取りの違い・ユーザーがキーワードを入力し、検索結果のリンクをクリックして情報を得る
・対話機能はない
・簡潔な回答を提示し、関連リンクも表示
・追加の質問もでき、対話形式でGoogle検索の深掘りが可能
・クエリに対し、静的な回答を一度だけ表示
・対話機能はなく、検索結果の一部として機能
・人間と対話するように自然な会話が可能
・文脈を理解し、継続的なやり取りを通じてより良い結果を目指す
クエリの処理・入力されたキーワードに一致する、または関連性の高いWebページを探し出す・複雑な質問を複数の小さな検索クエリに分割し、情報を統合
・既存のWeb情報を基に、最適な答えを探すのが得意
・入力されたキーワードやフレーズから、関連情報を抽出し要約文を作成・プロンプトを直接理解し、大規模な言語モデルで新たな情報を生成
・Web検索機能と連携することも可能だが、生成が主軸
得られる体験・多様な情報源から、自分で情報を比較検討し、信頼性の高いソースを確認できる・多くのサイトを行き来せず、短時間で答えにたどり着ける
・リサーチや情報収集にかかる時間を大幅に短縮
・検索結果をスクロールせずに、答えをひと目で確認できる
・手軽に情報を得たい場合に便利
・クリエイティブな作業をサポート
・アシスタントがいるような体験

「Google検索」は、ユーザーが入力したキーワードに基づいて、もっとも関連性の高いWebページの一覧を表示するキーワードマッチングが基本です。10個のリンクが表示され、上位表示されたコンテンツから「ユーザーが自身に合った情報を探す」といった行動が一般的でした。

一方で「AIモード」は、より複雑な質問や対話的なやりとりを想定しており、複数の情報源を統合して対話形式で回答を生成します。

SEO対策担当  三浦

従来のGoogle検索は「信頼できる情報源を自分で探す」のに対し、AIモードは「情報の要約をまとめて提示」といった点が大きな違いです

AIによる概要 (AI Overviews)との違い

AIによる概要 (AI Overviews)との違い

「AIによる概要(AI Overviews)」とは、Google検索の結果ページの上部に表示される、AIが生成した簡潔な要約です。特定の検索クエリに対して、素早い回答の提供を目的としています。

つまり、AIによる概要とは「簡潔に目当ての情報を知る」仕組みです。その結果、検索結果で満足する「ゼロクリックサーチ」がSEOマーケティングにも影響しています。

AIモードの表示

一方で、「AIモード」はより深い対話や情報探索に特化&独立した機能です。チャット形式で徐々に自分の疑問を深堀りしていき、Google検索を通して自分のニーズに合った情報を見つけられます。

「自分が何を知らないのか」を明確化できるため、同時に「自分が何を知るべきか」のニーズも深堀りし、より深い知識にアクセスしやすくなります。

SEO対策担当  三浦

AIによる概要 (AI Overviews)は「回答の要約」であるのに対し、AIモードは「対話を通じた情報探索のツール」といった点が大きな違いです。さらに、ショッピング機能で購入導線まであるなど、より動的な処理まで自動化できるようになりつつあります

GeminiとAIモードの違い

GeminiとAIモードの違い

Geminiとは、Googleが開発した高性能なマルチモーダルAIモデルそのものを指します。テキストや画像、音声など、さまざまな形式の情報を理解し、生成する能力を持った生成AIのひとつです。

一方で、「AIモード」はGeminiのようなAIモデルをGoogle検索に統合した機能の名称です。つまり、GeminiはAIモードを支える「技術」であり、AIモードはGeminiという技術をユーザーが利用する「機能」と言えます。

また、それぞれの方向性も異なり、Geminiは生成AIとして多種多様なクリエイティブコンテンツにも応用できます。また、ChatGPTなどと同じく日常的な会話をAIと交わす方も少なくありません。

一方で、AIモードはGoogle検索上にある情報の収集に長けており、GeminiやChatGPTのように人格の設定といった検索以外の用途には不向きです。

SEO対策担当  三浦

Geminiは生成AIとして「創造や思考を助けるツール」の側面が強いのに対し、AIモードは「情報をより効率的に深く見つけるツール」といった点が大きな違いです

AIモードがSEOマーケティングに与える影響

リンクが縦に3~4個並んでいる(検索結果)|AIモードが直接テキストで解説の対比

SEOマーケティングにおいて、Google検索は非常に大きな影響を与えます。もし、Google検索そのものがすべてAIモードに置き換われば、自社Webサイトへのトラフィックに大きな変動が起きるかもしれません。

ここでは、AIモードがSEOマーケティングに与える影響について解説します。

オーガニック検索自体のトラフィックは安定している

2025年8月6日に公開されたGoogleのブログでは、依然として「Google検索からWebサイトへのオーガニッククリック総数は前年比で比較的安定している」と発表されました。

外部機関が発表するレポートとは異なり、トラフィックの激減は確認されていない、と強調しています。

一方で、特にKnowクエリなど「情報提供」を目的としているサイトでは、大きな課題となります。たとえば、CRMを提供するHubSpot社は「ゼロクリックサーチ」の増加によってブログへのトラフィックが80%減少したとの騒動も。

Google全体のトラフィックは、生成AI登場後も安定しています。しかし、Webサイトごとによってコンテンツ戦略は大きく異なり、AIの影響も多様化しているため、今後の変化も注視が必要です。

SEO対策担当  三浦

管理しているメディアでは、クエリに「AIによる概要」が表示されることで、いくつかのサイトでトラフィックの減少が見られました。順位下落の影響を除いて大きな変化はありませんでしたが、2位以下の表示位置が冷遇されるケースも確認されるなど、いくつか不安要素が残っています

クリックの質は向上している

クリックの質は向上している

Google公式では、オーガニック検索のトラフィックが安定しているのに加えて、「クリックの質」が向上しているとも言及されています。「質の高いクリック」とは、訪問後にすぐに検索結果へ戻る早期離脱をしないクリックです。

たとえば、「次の満月はいつか?」のような些細なKnowクエリは、商品の購買や商材のコンバージョンとは繋がりません。AI Overviewsなどの機能によって、簡単な問題解決を求めているユーザーはすぐに離脱するのも事実です。

簡単な問題はスムーズに解決される一方で、より深い疑問やニーズを持つユーザーは依然としてWebサイトへ遷移しています。

つまり、意欲が低いユーザーの離脱によってCTRが下がるだけで、「元からメディアがアプローチしたかったメインユーザーのクリックは損なわれない」という認識です。その結果、Googleはユーザーがサイトに興味を持っている「質の高いクリック」は、AI導入の1年前と比べてわずかに上回っていると公表しています。

「質の高いコンテンツ」の価値は更に高まる

AIモードの登場によってSEOコンテンツが表示されにくくなったり、引用されにくくなったりするケースが想定されます。一方で、質の高いクリックを獲得しているサイトが増えているのも事実です。

その背景に、「新たな知見」や「独自の視点」が組み込まれたコンテンツが挙げられます。

先述した通り、AIモードは簡単な質問を即座に解決し、疑問を深堀りして解説できます。その結果、自分の「わからないこと」を深堀りしていくことで、AIモードでは満たされない情報を求めるのがポイントです。

Web上で要約されたコンテンツでは満たされない「もっと知りたい」「課題を解決したい」という欲求から、さらに深く、専門的な情報を求めてWebサイトへ移動すると予測されます。

AIモードはWeb上に存在する既存の情報を効率よく要約できますが、新たに情報を創造することはできません。そのため、「人間ならではの価値を持つ質の高いコンテンツ」が、より希少で重要になります。

質の高いコンテンツとは
  • 一次情報と独自研究など:業界初のアンケート調査、特定の分野における独自の実験結果、自社顧客へのインタビュー記事など
  • 個人的な体験と共感など:実際にサービスを利用した上での詳細なレビュー、専門家の知見が盛り込まれた情報、商品の豊富な写真など

AIモードでSEOは「キーワード」から「会話」へ移行するのか?

SEOにおけるAIモードのもっとも大きな影響は、ユーザーがより自然な言葉で、複雑で長い質問をするようになる点です。従来、Google検索においてユーザーは簡潔なキーワード検索を用いるケースが大半でした。

一方で、AIモードやGeminiなど生成AIの実装により、キーワードから会話型で検索クエリを深堀りしていくケースが見られます。この検索体験はそのうち、従来のGoogle検索そのものにも波及すると予想されます。

キーワードの例
  • 従来のGoogle検索:「SEO 対策」「SEO やり方」「SEO 初心者」といった単語形式
  • AIモードの検索:「SEOの初心者だけど何から始めればいい?」「SEOに役立つツールを知りたい」といった会話形式
Semrushの調査結果では、AIモードによって従来クエリのほぼ2倍まで単語の長さが変化

出典元:Semrush「Google AI Mode’s Early Adoption and SEO Impact

実際に、Semrushの調査結果では、AIモードによって従来クエリのほぼ2倍まで単語の長さが変化していることがわかります。

ただし、従来のキーワード型SEOコンテンツがそのままAIモードに表示されているのも事実です。現状は「会話」の中から本質的なキーワードを抽出して、関連性の高い従来のSEOコンテンツを提供しているに過ぎません。

そのため、AIモードの登場を受けても、SEOコンテンツで取り組むべき方針に大きな変化はないと言えます。

実際に、Googleも「AIによる概要/AIモードに対する特別な最適化は不要」だと述べています。SEOの基本が引き続き重視されており、AIモードで言及・引用されるには以下の取り組みが重要です。

AIモードに求められるSEOの基本
  • Googleにサイトを認識させる
    • サーバー設定やrobots.txtで、Googleのクローラーがサイトを巡回できるよう許可する
    • サイト内の内部リンクを整理し、Googleがコンテンツを簡単に見つけられるようにする
  • 高品質なコンテンツを提供する
    • ユーザーにとって、分かりやすく使いやすいページにする
    • 重要な情報はテキストで明確に示す
    • 高品質な画像や動画でテキストを補足する
  • 情報の正確性と信頼性を確保する
    • ページのテキスト内容と、構造化データ(ページの情報を機械が読みやすい形式にしたもの)を一致させる
    • Googleビジネスプロフィールなどの情報を常に最新に保つ

Google検索はAIモードに置き換わってSEOが終わるのか

SEOマーケティングの担当者にとって、AIモードの登場で大きく変化するGoogle検索の動向は見逃せません。

AIモードは「Query Fan-Out(クエリファンアウト)」と呼ばれる技術によって、想定される質問を先回りして統括的に解説できるため、従来のSEOコンテンツに対する流入が減ると見込まれます。

「Query Fan-Out」とは、ユーザーの検索クエリをAIが複数の小さな質問に分解、それぞれの答えを組み合わせて複数のWebサイト&トピックから情報を取得し、より網羅的で深い回答を生成する技術

実際に、Google検索におけるゼロクリックは増加しており、特に「AIモード」の利用者はゼロクリック率が約93%と非常に高い水準を示しています。

「AIモード」の利用者はゼロクリック率が約93%と非常に高い水準

出典元:Semrush「Google AI Mode’s Early Adoption and SEO Impact

クリックの発生率
  • 「AIによる概要」なし:66%
  • 「AIによる概要」あり:57%
  • 「AIモード」での検索:7%

AIによる概要が表示された場合でもゼロクリック率が43%である点を踏まえると、AIモード利用時のゼロクリック率93%は脅威です。多くの疑問がAIモードの段階で解消されるため、SEOコンテンツへの自然検索流入が減ると見込まれます。

また、SEOによる取り組みの影響や測定が困難になり、「AIモードそのものからブランドに言及される可視性」が重要性を増すと言えます。しかし、SEOに影響を与える肝心の「AIモード」は、使用率がそこまで伸びていません。

AIモードの利用率は停滞している?

SEOコンサルタントのAleyda Solis氏によると、Similarwebがイベントで公表したデータではAIモードの利用は「8月下旬時点で米国は1日あたり使用率は3%、英国では3.5%」となっています。

8月下旬時点で米国は1日あたり使用率は3%、英国では3.5%

出典元:X(Twitter)「SEOConsultant, Aleyda Solis @aleyda

一方で、英国の推移を見てみると、ローンチ週は5%あった利用率が3.5%になっており、むしろAIモードの利用率が低下していると分かります。

SimilarwebとiPullRankの調べによると、米国でAIモードがローンチされた際のAIモード利用率推移は以下のとおりです。

  • 5月21日:0.93%
  • 5月23日:0.94%
  • 5月25日:0.99%
  • 5月27日:0.96%
  • 5月29日:1.30%
  • 5月31日:1.25%

当時は日ごとの成長率は4.08%と予想されており、「9月中旬までにユーザーの100%がAIモードを使用する」と強気の予想を発表していました。ローンチ週と比べて300%に近い成長率を見せたとはいえ、現状は成長が横ばい状態のまま、シェアも伸びずに停滞しています。

将来的な変化に備えて、実験的な取り組みを始める良い機会ではあるものの、現時点では既存のSEO施策の大きな変更は不要だと言えます。

そもそもAIユーザーもGoogleを使っている

ChatGPTを始めとする生成AIは依然としてシェアを伸ばしつつあり、「AIがGoogle検索/SEOを破壊する」と耳にした方も多いでしょう。

しかし、Aleyda Solis氏がSNSで公開したSimilarwebのデータによると、ChatGPTユーザーの約95%はGoogleを利用しているとの結果が出ています。

出典元:X(Twitter)「SEOConsultant, Aleyda Solis @aleyda(2024年9月~2025年8月)」

  • ChatGPTユーザーの95.4%がGoogleにアクセス
  • Googleユーザーの14.3%がChatGPTを訪問
  • ChatGPTの訪問数は58億回であったのに対し、Googleの訪問数は838億回

生成AIによってSEOは大きく変わるとされていましたが、現状「ChatGPTを含む生成AIは依然としてGoogle検索のシェアを奪えていない」「GoogleのAIモードも利用率が低い」状態です。

その理由に、AIがもたらす不確実性が挙げられます。ChatGPTでも疑問は解消できるものの、より専門的な情報や深堀りには、人が作り出したコンテンツが欠かせません。

責任回避のため「さまざまな情報を平均的に要約する生成AI」と比べて、専門家のコンテンツには届いていないのが現状です。また、Googleの「AIモード」も同じく、表示されたコンテンツに不確実性が含まれており、正確さが担保されていない課題も抱えています。

AIの回答には間違いが含まれている場合があります。

「疑問点を聞けること」と「疑問を解消できたと実感できること」の検索体験はまったく異なるものです。間違いが含まれていると前置きされた情報をもとに、旅行計画を立てるのには勇気がいるでしょう。

ユーザーは確かな納得感と正確な情報を求めており、信頼できる専門家が作成したコンテンツの価値は依然として高いと言えます。言い換えれば、AIが正確性の担保も実現したとき、SEOだけでなくさまざまなデジタルマーケティングに大変動が訪れるでしょう。

AIモードとSEOの今後はどうなる?対策を解説

AIモードはまだ広く利用されておらず、その普及は当初の予想ほど進んでいません。一方で、生成された回答は直接疑問を解決するため、AIモードでユーザーのWebサイトを訪問する行動がなくなれば、SEOに対する影響も多大です。

そのうえ、生成AIはいまだに成長を続けており、将来的に大きなシェアを生み出すと見込まれます。

出典元:Ahrefs「AI vs 検索トラフィック分析(2025年1月~2025年11月)

すでにSEOは、狙うクエリ次第でコンテンツだけでは大きな改善が見込めず、サイテーションや外部メディアの露出、被リンクやブランディングなどが欠かせない領域です。

その状況でAIが主流になればゼロクリック検索の増加を招き、費用対効果の観点からSEO対策の重要度は薄れると言えます。

そこでおすすめなのが、信頼される情報源としてAIに選ばれ、引用される&ブランドが言及される取り組みです。従来のSEOで重視されている「自社サイトの検索順位」だけでなく、「AIの情報収集対象」になるコンテンツ&ブランディングが重要になるといえます。

AIモード時代にSEO以外の検索トラフィックも確保し、サイトの存在感を高めるためには、以下の3つのポイントを意識して対策を進めましょう。

SEO対策担当  三浦

自然検索流入による費用対効果は確かに少しずつ縮小する可能性もあります。一方で、企業のブランディング面/今後のAI対策において、SEOという土台は必要不可欠とも言えます

独自性と専門性を追求する

AIは既存の情報を組み合わせることは得意ですが、独自の経験や知見に基づいたオリジナルな情報を生み出せません。そのため、独自性と専門性を追求したコンテンツ作りが大切です。

  • 一次情報の発信:他のサイトにはない、自社独自のデータや調査結果、個人的な体験談などを盛り込む
  • 図解や視覚的なコンテンツ:AIモードの回答はテキストが中心になるため、わかりやすい図やイラストなどの視覚的コンテンツがSEO的にもフックになる
  • ニッチなトピックを狙う:誰もが記事にしているキーワードではなく、「誰かが知りたいと思っているはずなのに、まだ情報がない」というトピックを積極的に発信

AIが情報を取得しやすいコンテンツ構造の構築

AIが情報を取得しやすいコンテンツ構造の構築

AIはコンテンツを解析して情報を抜き出すため、AIが理解しやすいようにコンテンツを構成することも重要です。

  • 見出し単位で明確な答えを示す:「〇〇とは?」という見出しに対して、その答えを簡潔にまとめた段落を用意する
  • 引用されやすい記述を意識する:コンテンツそのものではなく、段落や文に分割された単位が部分引用されるためそれぞれ情報の整理・深堀りをする
  • サイトの技術的な設定を確認する:検索エンジンロボットがサイトをクロールし、AIが情報を取得できるよう、robots.txtの設定が適切か確認。ブロックしているとAI引用はされない

E-E-A-Tを高め、業界内での権威を確立

現状、AIモードは複数のWebサイトから情報を要約して回答を作成しています。このプロセスにおいて、「専門的で信頼性の高い情報源がより価値を持つ」とされており、E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を満たしたWebサイトが優先的に参照される傾向にあります。

  • 「経験」:実際にその製品を使ったり、サービスを利用したりした独自の経験&知識に基づいたコンテンツを作成
  • 「専門性」:専門家としての知識やスキルを証明する情報を明記
  • 「権威性」:講演活動や書籍の出版、メディアでのインタビュー掲載など、第三者からの評価や言及を増やす
  • 「信頼性」:サイトの運営元や筆者の情報を明確にし、最新の情報に常に更新することが信頼性の向上につながる

AIモードもSEOも信頼される情報源になることが大切

AIモードが検索のあり方を変えつつある今、SEO単体での集客にも変化が訪れるかもしれません。現在のAIモードは既存のSEO対策が引き続き有効で、利用率も高くないため、いますぐに抜本的な対策を講じる必要はないでしょう。

一方で、AIエージェントが代わりに商品の購入&決済を行う「AP2(Agent Payments Protocol)」まで開発が進められているのも事実です。今後はAIに信頼され、利用されるための高度で戦略的なSEO対策が求められる時代に入ったと言えます。

とはいえ、「自社のコンテンツ」は顧客との関係を構築するうえで、依然として重要です。質の高いコンテンツの積み重ねによって、AIモードが普及する将来的にも大切な資産になると言えます。

集客方法はSEO以外にも多岐にわたります。AI時代の集客課題を解決してビジネスを成功に導くためには、SEO・広告・SNS等を組み合わせた統合的なマーケティング戦略が欠かせません。

  • 「AI時代に合わせた新しいマーケティング戦略を立てたい」
  • 「自社に最適な集客方法が知りたい」
  • 「事業を一緒に進めてくれるマーケターの力を借りたい」

もしそうお考えでしたら、ぜひ一度、当社の専門家にご相談ください。株式会社マスドライバーでは、お客様のビジネスを深く理解したうえで、最適なマーケティング手法をご提案いたします。

徹底的な伴走支援でビジネスの成功までサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

三浦 拓也

三浦 拓也

みうら たくや

SEOライティングとコンテンツマーケティングのスペシャリスト。学生時代からWebライティングに携わり、10年以上の執筆経験を持つ。SEOの本質を理解し、読者にとって「分かりやすく・役立つ」コンテンツを制作することを重視。一方で、配信者目線では「検索で上位表示される・売上に貢献する」記事を執筆し、多くのクライアントの集客支援を行ってきました。個人で運営するブログは月間30万PVを超え、検索流入を最大化する戦略を実践。

この記事の監修をした人

寿倉歩

寿倉歩

ひさくら あゆむ

1982年生まれ、メディアや証券、保育など様々な業界を経験後、2005年にアフィリエイトASPを運営する株式会社ウェブシャーク(現Yogibo)初期に参画。
2008年に株式会社マイスタースタジオ設立、2016年に株式会社テミスホールディングス(現ラッコ)のメディア事業を管掌、同社取締役を経て2022年より社会を良くする商品・サービスを広げることを目的とした成果報酬型の広告プラットフォーム ソーシャルグッドリンクを創業、同社代表を務める。

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